人生の禁則事項

人生の禁則事項

人生をストレスなく、幸せに送るための禁則事項の備忘録です。

 

私はすぐ忘れるのでここに記しておきます。

 

@バランスをとらない
この世は不公平なことだらけです。バランサーは必ず自分の無力さに絶望します。そもそもバランスをとろうとすることが間違いで、バランスの悪さから我々は何かを学び取るためにそれを経験しています。
それは少なからず、日本の勤務形態にも遠因があると思われます。
ドイツの有休休暇の仕組みが参考になります。
ドイツでは夏休みで1か月休むし、1年のうち4割は休みなうえ、有給休暇取得率は100%です。日本はいずれもその半分以下です。
にもかかわらず、ドイツのGDPは日本を上回っています。
休みまくるのに仕事はまわる。勤勉ないし忍耐を美徳とする日本からすれば受け入れがたい事実でしょう。
Fに続きます。

 

Aネガティブ思考しない
Eの主観的な人はネガティブ思考になりやすい傾向があります。
ネガティブ思考の人は自己評価の低さも相まって、褒められてもそれを必死で否定してしまいます。
あまり威張るのも良くありませんが、褒められたら謙遜すべし、とはいったい誰が決定したのでしょう。
褒められた時の謙遜の仕方がまずいのです。
客観的にみて美人であるのに、かわいいですね、お若いですね、というと、いやいや全然、私なんて、、、とおっしゃいます。
これでは褒めた人の目が節穴と言っているようなもので、折角、褒めてあげているのに人の好意を無にしてします。
Bさんを褒めて否定されたAさんは、次回から違ったことでもBさんを褒めにくくなります。
Aさんの中で、Bさんを褒めた結果、否定された記憶が残っているので、「もう否定されたくない」とのバイアスが知らず知らずのうちにAさんにかかってしまいます。
その結果、AさんはBさんの違った長所を褒めようとしても躊躇し、逡巡し、結局Bさんに伝えることを止めてしまいます。
Bさんは良かれと思い、それがマナーであると思い込み、謙遜という名の否定語を連発することで、他者から褒められることが少なくなり、それに伴って自己評価も低いまま、という状態になります。
人から褒められたら、ありがとうございます、でよろしいのです。
褒められたのだからお礼を伝えることは極、自然なことであり、人間として当然の行為だからです。 

 

B依存しない
Dの責任転嫁と似ていますが、これは結局、自立していない、ということで、自分一人で生きていく覚悟がないことを言います。
〇〇先生が、「人という字は人と人が支えあって云々」と教壇で宣ったことは有名です。しかし、一見正論のようで誤りです。
人という字は自分一人が両足で立って自立して生きていく、という意味なのです。
その後、自立した者が誰かを支えようと孤高に生きようとそれは自立を前提とした行為なのですから、その人の自由です。

 

C自己憐憫しない
私はこんなに不幸でなんて不憫なんだ、おいたわしや的な考えです。

 

D責任転嫁しない
私が不幸なのは親のせいだ、私が不幸なのは旦那の稼ぎが少ないからだ!、日本が悪いんだ!政治家が悪いんだ!などといった他力本願な考えです。
何か不満があるなら、誰かに文句を言う前に、自分でやれば良いのですが「自分にはできない」と言います。
「できない」のではなく「やりたくない」だけなのです
人間はあきらめない限り万能でできないことなんてありません。ヒトの願いは100%叶います。
しかし、人間は自分にリミットをかけ、その能力を制限します。
似たような実験結果があります。
ノミだったかダニだったか失念いたしましたが、通常2〜30mジャンプすることができるノミをビンに閉じ込め、しばらく放置します。ノミはビンのせまい中でしか飛ぶことができません。そのノミをビンから出して観察すると、そのノミはビンの中の距離、つまり10cmくらいしか飛ぶことができなくなっているのです。放置した時間はごく短時間なのに、その飛距離が一気に縮まってしまいました。
そのノミは「自分には10cm(このビンの中の距離)しか飛べない」と思ったのでもう二度と以前のように本来の能力で飛ぶことができなくなったのです。

 

E主観的にならない
例として、競馬騎手の武豊騎手に対し、「武豊は馬券を買ったら来ない、買わなかったら来るから俺と相性が悪い。」という人がいます。
競馬というものは、ギャンブルなので儲からないのが当たり前です。外れるのが当たり前、自分が買った騎手がこないのが確立としては当然なのに、自分の馬券下手なのを棚に上げ、騎手のせいにすること、これこそ主観的になっている状態です。逆に言えば、武豊騎手がそれだけ注目され、それだけダントツで卓越した騎乗技術を持っていることの証左でもあります。 
また、主観的な方は、「でも」という接続語を無意識に多用し「天罰」を信じています。
客観的になれば、「でも」が相手の直前のセリフに対する否定であること、「天罰」は自分が自分に対する自己否定の感情であることは容易に気づくことができるはずです。
主観的な人は他人の意見や世論に影響を受けやすい傾向があり、伝統的な価値観や、前例を守ることを美徳とします。
この点については別論とします。

 

F思考停止しない
先ほどドイツの話をしました。
ドイツのGDPが日本より高い理由を簡単に述べます。
ドイツの国民性は、真面目かつ遵法精神が高い、ということです。
従業員が、いつ長期有休休暇を取得しても企業内において職務が回るように法令により完全に制度化されています。
具体的には、従業員に有給休暇を一定数取得させることができない場合は、その上司が罰せられ、それを防ぐために誰が休暇を取得しても書類がどこにあるか従業員全員が完全に把握しており、また、休暇中にその者に連絡することは禁止されています。
つまり、国家単位で「休むこと」を義務化制度化してるのです。
ドイツの方は、「法令で有休を取得するよう決まったから、それを守っているだけ」なのです。
日本では勤勉が美徳なりの精神により、「他の人が休まないから」「今までそうしていたから同じことを繰り返すべき」「前例にないことはしてはいけない(怖い)(不安)(責任をとりたくない)」などといった「自己犠牲の精神」や「忍耐・努力・勝利」の昭和のスポ根マンガ的な風潮が特に地方では根強く残留思念のように漂っております。
前例主義は何も考えなくてよく楽なので私も陥りがちですが、思考停止したままでは結果は出にくいでしょう。

 

G外見や肩書にこだわらない
中身に自信がない人ほど外見や肩書にこだわります。私は服をもう15年購入していません。整形は自己否定の産物です。化粧も同様です。すっぴんでも貴方は既に美しいことに気づいてください。香水も必要ありません。何も匂いで自分をコーティングしなくても、貴方の肌の匂いやシャンプーの残り香で十分魅力的です。
散々申し上げておりますが、人間の価値は生き抜くことだけであり、見栄えや肩書は全く無関係です。

 

I八方美人しない
ニコニコしていい人間は親の育て方がいいと、先日、父が誰かを評してそう言っていました。八方美人は他人から嫌われることを極端に嫌います。その原因は自己評価の低にあります。自分の自分への評価が低いから、他人からの自分への評価が気になるのです。親の育て方は関係ありません。八方美人は日頃の自分に嘘をついている蓋然性が高いので、たいがい酒癖が悪いです。日頃、自分に嘘をついて我慢をしている分、逆に振り切れる訳です。だから、シラフと酒乱時のどちらが本来の姿かというと、どちらも偽物です。本当のその人の姿はその真ん中(中庸)にあります。一番の解決策は、本人が、日頃無理をして自分に嘘をついていることと、酒乱時はその真逆に過ぎないことに気づくことです。

 

以上は別名、不幸になるための10大原則といいます。
類は友を呼ぶとの格言がありますが、自分の周りにはろくな奴がいないと感じたときは、この10原則に当てはまるかどうかを自分と周囲に照らし合わせます。
自分が嫌な奴なら嫌な奴が集まり、自分が愛すべき人なら愛すべき人が集まります。
他人は自分の写し鏡です。
昔から、他人の振り見て我が振り直せ、というではないですか。 

 

人間の思い込みは様々な効果を心と体に及ぼします。アレルギーもそのほとんどは思い込みのための偽アレルギーであるということはあるお医者様もおっしゃっています。
毎年、春に花粉症になると思い込んでいる方は、毎年、きちんと花粉症になります。
ご自分でそうなさっているのです。 
自己暗示を自分にかけ、自分の脳が体に無意識に命令信号を発信しているのです。

 

あるお医者さんがその書籍でおっしゃっていました。
バラアレルギーの患者さんに、生花だと偽って造花をかがせたところ、いつもの調子でアレルギー反応の鼻水くしゃみがでた。そこで、これは造花であると告げた。すると患者は、もしかしたら自分のアレルギーは気のせいかもしれないとの可能性を感じた。次回の診察時に今度は、生花を造花だと偽ってかがせたところ、アレルギー反応は表出しなかった。
結局、その患者さんは思い込みの偽アレルギーだったのです。

 

そのお医者様は、こうもおっしゃっていました。
ガンを治すためには、ガンに感謝すればよい
末期状態から完全に回復したガン患者の例が普通に存在するとのことで、これは、「病気は自分へのメッセージである」ことの有力な証左であると思われます。
換言するならば、ガンに感謝できるような精神性の人間にはガンは必要ない、ということなのでしょう。
(※一応、注釈として申し上げますが、私は特定の宗教を信仰しておりませんし、政党にも所属しておりませんのでご安心ください。)

 

人間の身体はすべて脳や心と連結しています。
人生を変えたいなら、まず心から変える 大事なのは気持ちであることを忘れないようにしています。 

 

 

 

 

 司法書士・行政書士 坂ア(坂崎)徳夫 総合法務事務所(有限会社 丸江商事 併設)
 代表 坂ア(坂崎) 徳夫
(司法書士登録番号 第470788号/行政書士登録番号 第19430156号/宅地建物取引士登録番号 第010045号)
 TEL/FAX 0968−74−3733
 http://shihosyoshi-sakazakinorio.com/
 〒865−0064 熊本県玉名市中38番地4
インスタ(ネコスタグラム)
アメブロ(メンタルヘルス・人生哲学)
人生の禁則事項

メールでのお問い合わせはこちら