合格体験記

脱・公務員して司法書士試験に挑む

合格体験記
 当サイトにお越しの皆様、初めまして、坂ア徳夫と申します。
 改めまして、簡単ではございますが自己紹介をさせて頂きます。

 

 私は昭和57年に、現在は宅建業を生業としております父の実家がある熊本県玉名市に生まれ育ちました。正確に申し上げますと、母の実家が荒尾市の赤田公園前の梨園で、実際に産まれたのは荒尾市民病院であり、幼少の時分から荒尾市に赴く機会が多かったものですから、玉名市だけではなく荒尾市も縁がございます。
 つまり、私にとりまして玉名市だけではなく、荒尾市も近しい存在ですので第二の故郷といって過言ではありません。
 それから、玉名町小学校、玉名中学校、玉名高校と進みまして、高校を卒業してから大学に進学し、法学部で初めて法律学というものに出合った結果、直ぐに、その奥深さと可能性に気付いたところ、法律知識を用いた紛争解決に関して加速度的に興味が増し、将来は法律に携わる仕事に就いて、自らの知識や経験によって、巷の身近な悩みや紛争の解決のためにお役に立つことができれば、私の人生も有意義なものになり、かつ、見通しは明るく楽しいこと請け合いである、との思いが強くなっていきました。

 

 しかし、学生生活はサークルや飲み会等の誘惑も多く、私も御多分に漏れず、若気の至りでそちらの誘惑を優先してしまいましたので、あっという間に就職活動をしなければならない時期に差し掛かったのですが、同級生のように、例えば、東京の有名大学に進学し、そのまま一流企業に就職する、というような計画は選択肢の一つとしても皆無でありました。
 なぜなら、私は物心ついたときから、その理由は不明ですが、動物全般、特に、猫についての、良く申し上げれば愛情、悪く申し上げれば執着が、他人からすれば尋常ではなく強く、8歳から12歳の時分まで、かなり激しく両親に交渉し、やっとのことで中学入学と同時に猫との暮らを、これは勝ち取った、と表現しても差し支えないのですが、実現することができた、という経緯があります。 
 それ以来、つまり、12歳から現在までの25年間は何よりも猫との時間を大切に、何よりも優先して参りました。一般的な思想を踏まえますと、将来の夢を実現するためになるべく偏差値の高い進学先等を決定するのでしょうが、私の夢は猫との幸せな生活であり、その時間を如何に増やすか、それだけのことであり、私の人生の幸不幸を決定するのは真実そのことのみに掛かっておりました。

 

 そういう経緯および癖がありますので、私の発想において、実家を出てから一人暮らしをして、県外の大学に進学し、県外の企業に就職する、という見解はあり得ないものでしたから、自ずと、法律系の試験科目があり、実家から通うことができ、さらに終業後に資格試験勉強時間の確保も見込むことができる地元の市役所へ官吏として任命されることを目指すことになりました。
 勿論、故郷に恩返しをする、今までお世話になった方、両親が生まれ育った土地において市民サービスという格好でお役にたつ、といった郷土愛は持ち合わせておりますが、それは所詮、通り一遍のものに過ぎず、本当の意味で、官吏としてその職務を全うなされている職員の方々に対しては甚だ恐縮を禁じ得ないところで、そういった意味においては、私は官吏として任命されるに値する人間では決してありませんでした。

 

 そうした思いを抱えながら、玉名市役所に入庁して10年が経過しようとする頃には、有給休暇を取得して試験勉強の時間に充てるだけでは自分の学習意欲を満足させることができなくなり、役所を退職して資格の勉強に専念したい意思が強固なものになりました。
 役所の同僚や上司、友人、家族は全員が反対意見でしたが、私は何かを望んだが最後、これは、長所でも短所でもあるのですが、絶対に行動に移し、目標を成し遂げるまで諦めることはしないことに加え、しがらみや常識に固執せず、自分の気持ちに正直に、自己欺瞞をしなことを信条としておりますので、私が、父に親子の縁の断絶を交渉材料に使われようと方針を変えることがないことは至極、自然なことでした。
 それから、退職後は父の会社である宅建業を手伝いながら受験勉強を始め、元来、部屋に引き籠って書籍に向き合うことは性に合っていたこともあり、家族や友人は私の将来を心配し、憔悴し、特に両親に至っては悲壮感が漂う程でありましたが、純粋に私の個人的な趣味嗜好の面だけで申し上げることをお許し頂けるならば受験勉強期間は楽しい時間でありましたので、人生で一番の幸せな期間を過ごすことができました。
 私が、幸運にも本試験に合格することができたのは、そんな幸せな期間を過ごすことを許可してくれた両親、私のことを心配してくれた友人、同僚、上司に代表される、私を愛してくれたみなさまのおかげです。

 

 学生時代から憧れを抱いておりました「法律家」の一員に加わることができまして、大変光栄に、誇らしく思っております。それと同時に、開業して以来、いくつかお仕事を頂戴していく中で、その責任の重大さに驚愕し、身の引き締まる思いで日々の業務に臨んでいる格好です。
 未だ若輩ではございますが、同業の先生方が、今まで培っていらっしゃった栄光を汚さないように、足を引っ張ることがないように、先輩方をお手本と致しまして、一生懸命、精進して参ります。
 今後とも末永く、ご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 宅地建物取引士、地方公務員、行政書士、司法書士の各試験の体験記についてはブログにて詳しく記しますので、よろしければそちらもご覧ください。

 

 最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

 

 司法書士・行政書士 坂ア徳夫 総合法務事務所(有限会社 丸江商事 併設)
 代表 坂ア 徳夫
(司法書士登録番号 第470788号/行政書士登録番号 第19430156号/宅地建物取引士登録番号 第010045号)
 TEL/FAX 0968−74−3733
 http://shihosyoshi-sakazakinorio.com/
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