司法書士試験の勉強法〜初めに〜

司法書士試験の勉強法〜初めに〜

私が宅建士、行政書士と勉強してきて感じたことは、皆様もうすでに感じてらっしゃることとは思いますが、司法書士試験は合格点を取ることが本当に難しです。勉強する過程で過去問を模試感覚で受けてみたりしましたが、なぜこんなに合格点を高くしているのか疑問に思ったこともあった程、出題者は鬼ではないのか、と何度も思いましたし、合格率3%台のその難易度から半笑いで受験したことも少なくありませんでした。

 

 しかし、私が勉強を継続することができた一番の理由は、家に引き籠って法律の勉強をすることが好きだったこと、仮に3日休みがあれば特段の用事がないことを良いことに一歩も外に出ない、かつ、日光も浴びない、程の生粋のインドア派であったことで、経済的理由を考慮することなく、純粋に自分の趣味嗜好のみを申し上げることが許されるのならば、司法書士試験の合否に関わらず、ずっと法律の勉強をしていくこと自体、それによって社会人としての猶予期間を与えられるのならば、周囲の反対を無視して公務員を辞めた甲斐がある、との考えを持っていたことです

 

 司法書士試験合格の同期は、もう二度とこんな思いをしたくない、こんな辛い思いをしたくないと、血と涙を流しながら受験勉強をしていた方もいらっしゃいましたが、そういった方は本質的に法律を学ぶことが好きではないのでしょう。法律を学ぶことが好きなのならばいくら勉強しても苦にならないはずです。
 あくまで私見ですが、幸不幸の数は全員に平等なので、何事をなすにも人生は楽しんだもの勝ちです。これを「人生は遊園地である」と呼称します。

 

 遊園地には、高所や幽霊が怖いところ、楽しいところ、混雑が煩わしいところ、閉園時に切ないところ等々、喜怒哀楽が詰まっていて、それはあたかも人生と言っても過言ではありませんで、そこに我々はわざわざお金を支払って赴くわけです。

 

 ここで「遊園地」を「地球」と置き換えて考えます。
 つまり、私たちは「遊園地」という「地球」に喜怒哀楽を経験するために「遊び」に来ているのです。

 

 楽しむために来ているのですから、楽しまなければ、来なくてもよいのに自分の意志で遊園地に来た意味がありませんね。

 

 実際のところ、私は、自分「だけの」の良心に従って、やりたくないことからは全部逃げ、やりたいことだけをやってきました。
 そうすることで、周囲からは反発や避難ないしは嘲笑を受けましたが、自分の人生は自分が主役なのですから、例え親と言えども「他人」にとやかく指図される筋合いはありませんので、「うるせーよ、ばーか」で全部無視しました。そうしたらいつの間にか司法書士試験に合格していました。

 

 自己犠牲、我慢、勤勉が美徳、成功の元、という慣習は間違いです。実際は全く逆で、自分が本当にやりたいことをやれば成功します。
私が生き証人ですね。
 人間は自己犠牲、我慢、勤勉を行っている時ではなく、貴方が本当にやりたいことを人生をかけて行っているときに美しく輝きます。

 

 と申しましても、私は、法学者の方がなされているように、法律学の研究には興味が持つことができませんで、あくまでも自分の知識や経験を巷の紛争解決のためにお役に立てればと思っており、そして、欲を申し上げれば相談者の抱えられているお悩みを法的な問題に限らず包括的・総合的に解決できるのならば私の生きる意味も見出すことができること請け合いである、との願望を持っておりました。

 

 私は、市役所を辞めて最初の2〜3年の勉強時間はゼロ時間でした
腎臓病の猫の介護に集中したかったことと、自分と向き合う時間が必要だったためです。
他者から見れば、せっかく役所に入ったのに引き籠って何なんだ、君が悪いと思われたことでしょうが

 

(実際のところ、ご近所ではそういったネガティブな噂をたてられておったようです。試験合格後は手のひらを返したような賞賛を受けましたが、私は合格前後から何も変わっていませんので、そんなことで褒められても何も嬉しくありません。その方は本当の私を評価していないからです。)

 

私は生きることに必死でしたし、世間の評価など一々気にしては自分の本当にやりたいことに集中できません。それに、司法書士試験に合格さえすれば、そのような一面的な周囲の評価も挽回することは容易であると踏んでおりましたので、まずは猫の介護に注力いたしました。

 

 猫を看取った後も、勉強したくない時は、本試験の直前期と言えども1か月間遊び惚けたり、飲んだくれたりしました。
受験勉強とは、「自分や他の受験者との競争」ではなく、「自分の真意と向き合う時間」であり、「いかに受験期間を楽しむか」にかかっております。

 

 学校の勉強の出来不出来や頭の良し悪し、IQは関係ありません。

 

次回はもう少し具体的なお話をいたします。

 

 

 

 司法書士・行政書士 坂ア徳夫 総合法務事務所(有限会社 丸江商事 併設)
 代表 坂ア 徳夫
(司法書士登録番号 第470788号/行政書士登録番号 第19430156号/宅地建物取引士登録番号 第010045号)
 TEL/FAX 0968−74−3733
 http://shihosyoshi-sakazakinorio.com/
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