カラテカ入江さん、宮迫さん、ロンブー亮さんの闇営業問題について
この世には、ついてよい嘘とついてはいけない嘘がある、という格言はお聞きになったことがあるかと思います。
換言すれば、愛のある嘘と愛のない嘘、と表現することができますが、カラテカ入江さんや宮迫さん、ロンブーの亮さんは愛のない嘘をついてしまいました。
愛のある嘘は、相手を思いやり、相手を傷つけないための嘘です。
愛のない嘘は、自分の保身のためだけの、ある種わがままな嘘です。
今からつこうとしている嘘がどちらの愛なのか分からない場合は、自分の心の声に耳を傾けます。
愛のない嘘をつくと人間は必ず良心の呵責に苦しみます。
彼らも、会社からの指示だったとはいえ、ファンを裏切る格好になってしまい、苦しまれたであろうことは想像に難くありません。
発覚した当初に、正直に告白なさっていれば、このような大事にはなっていなかったのですが、彼らをこれ以上責めるのはお止めになったほうが良いでしょう。
地球には浄化作用があります。
この世にとって悪いものは、私たちが、世直しだ!と張り切って粛清しようとせずとも、自然と淘汰されます。
それどころか、彼らを叩いている方達は、彼らの公私をすべて知っているわけでもなく、単に一面だけをみて、人によっては面白がって日頃のうっ憤晴らしとばかりに騒いでおられますので、今回でいうところの反社グループや愛のない嘘をついてしまった方達と同レベルです。
テレビ局やスポンサーに抗議の電話をしたり、日頃から誰かの文句ばかり言っている方たちも同様です。
ですから、世直しだ!と張り切って粛清しようとしている方達も、この世にとって悪いものとして、地球から淘汰されます。
少し前に、アマチュアスポーツ界でパワハラなどの問題がよく話題になりましたが、その時も結局、告発した側もされた側も、世論からは叩かれてしまいました。
前提としてまず、パワハラは悪いことです。しかし、パワハラされたからといって、目上の人とすれ違っても挨拶しないのは人間として悪いことで、結局のところ両者同レベルということになり、両者とも淘汰されることになってしまいます。
これは私も実際やるのは難しいのですが、罪を憎んで人を憎まずという格言があります。
この場合、パワハラの罪だけを憎み、その人を憎んではいけません。
もう十分、ご本人たちは苦しまれています。
今回の場合は、愛のない嘘をついた罪のみを憎み、ご本人達を憎むのはもう止めます。
司法書士・行政書士 坂ア(坂崎)徳夫 総合法務事務所(有限会社 丸江商事 併設)
代表 坂ア(坂崎) 徳夫
(司法書士登録番号 第470788号/行政書士登録番号 第19430156号/宅地建物取引士登録番号 第010045号)
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